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立地・マーケティング用語集  「さ」

用語一覧
サーストン尺度法 / サードプレイス / サーモスタット / 最小二乗法 / 最尤推定法 / サイン計画 / サインボード / サスペンション方式 / サテライトショップ / サバーバナイゼーション / サバーバンエリア / サブキーテナント / サブリース契約 / サンクンガーデン / 在庫効率 / 
サーストン尺度法
態度測定における一次元尺度構成法のひとつ。等現間隔法ともいわれている。なんらかの事象・事物に関する意見を述べた短い文章を多数用意し、多数の対象者に主題に対する好意・非好意に従って分類させる。例えば、レストランのサービスに関して尋ねたい場合に、「このレストランは衛生的である」「このレストランのウエイターの接客はよい」などの文を用意し、それらについて「非常によい」から「非常に悪い」までの、例えば7段階の項目の中から当てはまると思われるものに○を付けてもらう。その結果から態度表現が等間隔に位置するような文を選んで一定の尺度として用いる。
サードプレイス
人々が日常生活を送る場所で、ファーストプレイスが家、セカンドプレイスが会社・学校であり、家でも会社・学校でもない第三の場所をさす。飲食店やショッピングセンター、小売店等がこれにあたり、くつろぎの場、社交の場としての機能を有する。現代の慌しい日常生活にはこのような、ほっとできる場所が必要となっている。
サーモスタット
あらかじめ決められた範囲内の温度を一定に保つために機器を制御する装置。温度が一定の高さを超えると電流が流れなくなり、逆に一定の温度以下になると電流が流れて機器が作動する。一般にバイメタルを用いるが、近年では電子制御方式も多い。
最小二乗法
回帰分析や判別分析などにおいて、誤差項(従属変数の観測値とモデル式による予測値との差)の二乗和が最小になるようにモデルのパラメータを推定する手法。
最尤推定法
パラメータを推定する際、尤度関数が最大になる値を推定値に指定する方法。観測されたデータがモデルから出現する確率は、そのモデルに含まれるパラメータの関数になる。尤度関数とは、この関数に定数を乗じたもの。したがって、収集されたデータの出現確率を最大化するようにパラメータの推定値を決定する方法が最尤推定法である。
サイン計画
案内板や標識等の「サイン」を、どこに、どのように設置したらよいのかをまとめた計画。ショッピングセンターのような不特定多数の訪れる大規模施設では、どこに何があるのかがわかりにくいため、適切な案内板や誘導看板を設置し、目的地までスム―ズに行けるような工夫が不可欠である。
サインボード
屋外広告の部門で用いられる看板、標識板、掲示板、広告板などの総称。沿線広告板や沿道広告板、道路標識などのロードサインのほか、壁面や屋上を利用したりさらにこれに電気サインを利用した広告板、看板をいう。サインボードを用いた広告は、常時または一定の時間継続して公衆に表示されるものである。
サスペンション方式
大型ガラスを上部からつりさげて、ショーウィンドにする方式。
サテライトショップ
本店や主力店あるいは旗艦店に対して、サブ(支店・小型店)に位置する店舗である。ちなみに、マクドナルドはこれまで立地条件の良い駅前一等地などに比較的大型の店舗を展開してきたが、ハンバーガー市場への一層の浸透をはかり、競争企業への徹底した対抗を行うために、従来の規模より小さい店舗規模で、メニューを限定したサテライト・ショップを病院、モールのフードコート(レストラン街)、大学、社員食堂などに展開するようになった。これによって、従来はとても出店しなかったような小さな商圏のところでもサテライト・ショップをショップ立地させ、キメの細かい需要開拓や顧客対応をはかっている。
サバーバナイゼーション
単なる郊外化ではなくて、企業や商業施設、人口の郊外移転にともなって都心部の人口が減少の一途をたどり、失業者、貧困家庭の率が高まり、廃墟のようなビルや住宅が数多く残るなど、都市環境が悪化したこと。アメリカの伝統的大都市では都市環境の悪化が大きな問題となり、1970年代後半以降には、大企業の都心誘致やウォーターフロント開発、アミューズメント型ショッピングセンターの開発など、さまざまな都市再活性化策がとられている。
サバーバンエリア
古くからある都心の繁華街(ダウンタウン)に対して、新しくできた郊外の住宅地区をさす。アメリカでは、中産階級はこぞって居住性のよさを求めて治安の悪い都心から郊外へ移住している。人口が移動を始めれば、当然新しい消費者を求めて、商業の移動が始まる。その場合の特徴は、車が生活の中心となること。レストランも新興住宅を狙って次々に進出することになる。商業全体としては、消費者にワンストップショッピングという便宜性を提供するために、当然のように計画的につくりあげられたショッピングセンターが、その地域の中心になる。新興住宅地での狙いどころは、ファミリーということになる。高級なレストランの成立はむずかしい。気軽に安く食事のできるファストフードの分野と、ファミリーレストランの成功の確率が高い。
サブキーテナント
知名度よりもむしろ、その業態の特性が、相当の集客力を維持しているテナントのことで、ショッピングセンター内の顧客回遊の均衡化をはかる目的で配置された店舗をいう。売場は一般のテナントに比較して大きいが、キーテナント(アンカーテナント)ほどではない。
サブリース契約
不動産会社(サブリース会社)が建物所有者から建物を賃借し、そのスペースに入居者を募集し、それらスペースを管理・運営し、あらかじめ取り決めた建物の賃料を所有者に支払うリース契約のこと。通常、家賃の85~90%程度を建物所有者に支払い、10~15%の範囲内で経費と利益とを捻出する。また、入居者が支払う「敷金」「保証金」は、サブリース会社で預かり金扱いにして運用することができる。なお、サブリース契約は賃貸借契約であり、借地借家法に基づく賃料増減額請求権の行使ができるとの判例も出ている。
サンクンガーデン
地盤面より下がったレベルにある広場空間。高層建築物の前面広場などに多くみられる。
在庫効率
商品在庫量に対する販売高。これを売場全体とする場合と、商品別、売場別などに細分してみる場合がある。