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立地・マーケティング用語集  「そ」

用語一覧
ソーシャルマーケティング / 相関 / 相関係数 / 相関分析 / 倉庫 / 総合スーパー / 総賃貸面積 / 側溝 / 袖看板 / ソフトオープン / 損益分岐点法 / ゾーニング / 
ソーシャルマーケティング
企業の利益追求を中心とする一般的なマーケティングである「マネジリアルマーケティング」に対して、社会とのかかわり方を重視するマーケティングのこと。1960年代後半から70年代前半にかけて、消費者に買わせるための強引な販売やプロモーション、目標達成だけのためのマーケティングヘの反省として起こってきたマーケティングの考え方。現在ではマネジリアルマーケティングでも、製品やサービスの安全性やアフターサービスの充実、さらに消費者の意見の反映、環境保全などへの配慮が重視されるようになっているが、ソーシャルマーケティングでは、消費者の利益、安全性、環境保全、社会的な利益がより強調され、消費者と企業との間に相互の利益を築くことが重視される。
相関
2つの変数間の相互の関連を表す一般的な用語。
相関係数
複数の調査対象から2つの変量xとyの間に何らかの相関関係があると予想される時、その関係の程度を量的に表現する数学的係数をいう。相関係数は、-1≦r≦1の範囲の値をとるが、1に近いほど相関が強く、0に近いほど相関が弱いとされる。-1に近ければ逆(負)の相関が強いという。
相関分析
二変数間の線型関係の有無を検討する分析。相関関係は、一方の変数が増加すると他の変数も増加する正の相関関係と、一方の変数が増加すると他の変数は減少する負の相関関係に分かれる。相関関係の有無は相関係数によって検討され、順序尺度の場合にはスピアマンの順位相関係数、ケンドールの順位相関係数を用い、間隔尺度、比率尺度の場合にはピアソンの積率相関係数を用いるのが一般的である。相関係数は一1から+1までの値をとり、1に近いほど正の相関が強く、-1に近いほど負の相関が強いことを意味する。0の場合は相関がない状態で、無相関という。相関関係は必ずしも因果関係の存在を意味するものではないことに注意する必要がある。
倉庫
倉庫の中に置かれている商品がそのまま商品管理に役立つように、棚の位置や高さなどを商品とその動きに合わせて設備する。倉庫内で荷受、開梱、検品などをおこなう場合、そのための場所や設備が必要である。
総合スーパー
総合的な商品を扱うスーパー。一般に食料品、衣料品、雑貨。その配置は階をかえて下からこの順になる。各階ごとに勘定場を設ける。
総賃貸面積
ショッピングセンターのディベロッパーがテナントに対して賃貸することが可能な総面積のこと。米国ではGLA(gross leasable area)という。賃貸面積外のゆったりした通路や休憩スペース、トイレ、吹き抜け等の快適空間はショッピングセンターの魅力を構成する大切な要素であり、これらの面積の創出はショッピングセンター開発における戦略的課題となる。
側溝
店頭の側溝は約18cm幅で、自店の敷地内につくる。樋造作物は敷地内におさめる。潜蓋は店舗の体裁上、ステンレス鉄板、型板鉄板、コンクリートまたは人造石の溝董をする。道路の排水のため要所に排水孔をつくる。
袖看板
建物から道路につき出ている看板。道路の狭いところではよく目立つ。自動車が通っていて歩道がないところでは、自動車に当たってこわされることがある。余り大きなものはつけられないから、店名、業種ぐらいしか表示できない。軒並みに同じ高さの袖看板を出すとかえって目立たなくなるが高すぎても見えにくい。また珍奇なものは避けた方がよい。
ソフトオープン
新店開店のときに、特別の宣伝広告を行わずに、静かにオープンすること。普通新店オープンの場合には新聞のハサミ込みやチラシを配って、大々的に告知する。それが可能となるのは、どっとお客が押しよせても十分対応できるオペレーションカがあることである。ところが、開店前に十分な教育訓練ができていなかったり、あるいは訓練費用と時間を節約するために行うのが、徐々に慣らしながらオープンするやり方である。徐々に来客数を増やしながら、おのおのの作業になれてきて、これで来客数を多く抱えても大文夫と判断したときに、大々的にオープン宣伝広告を行う。それをグランドオープニングといっている。チェーン店の場合には、オープニング技術は大切なノウハウであり、周辺の店で訓練して、できるだけ早くグランドオープニングにもっていった方が得策である。
損益分岐点法
損益分岐点によって新改築の規模を求める方法。
ゾーニング
都市計画や農業振興計画等の地域計画においては、用途ごとに区分して地域または地区の指定を行い、地域ごとに建設できる施設の用途を規制すること。または店舗、ショッピングセンター、展示会場、病院その他の大規模な建物の平面計画において機能や用途に応じて配置(レイアウト)を設定すること。小売業の分野では、特定売場で商品群ごとのゾーン(配置領域)を区分けすること。最も顧客の目にとまりやすく、手にとって見やすい高さにある領域をゴールデンゾーンと呼ぶが、そこにどのような商品をどのように配置するかによって、売上や利益、イメージが異なってくる。ゾーニング形式にはバーチカル(垂直)陳列とホリゾンタル(水平)陳列がある。