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立地・マーケティング用語集  「は」


用語一覧
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ハートビル法
「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」(1994年制定)。学校、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、ホテル、事務所、共同住宅、老人ホームその他、多数の人が利用する建物や不特定多数の人が出入りする公共的な建築物について、車椅子利用を円滑にするためのスロープやエレベーター、点字ブロックを設置するなど、高齢者や身体障害者などの社会的弱者への対応を建物の所有者に義務づけるもの。
ハードディスカウンター
小型・低装備・低コストの超低価格の小売店。低価格志向の強いドイツやオランダなどのヨーロッパで発達した。店舗規模は比較的小さく、加工食品を中心とした食品を品揃えし、アイテム数は1000~1500程度と絞り込まれている。プライベートブランドまたはノーブランドが中心でナショナルブランドはほとんど扱わないのが一般的で、代表的なものに、ドイツのアルディ(Aldi)がある。
排煙フード
ガス・レンジその他火気のある上にあり、煙を集めて室外へ出すための設備。客室との区切りのない場合などは特に火気、煙などが流れないように、排煙フードの大きさ、位置を考えなければならない。
配送センター
食品、資材を一括保管、管理し各店に配送するところ。食品、資材、消耗品の集荷を行い、そこで各商品ごとに分離し保管する。そして、各店の必要に応じて配送運搬業務を行う。企業規模の拡大に伴い、集荷、配送機能はきわめて重要になる。普通、配送センターはセントラルキッチンと隣接している場合が多い。工場と配送センターが近接していることは大切だが、その機能は全く異なる。そこでは集荷されたものをピッキングしやすいように分類、あるいは簡単な包装作業が行われる。配送経費を節約していくことと発注、システム技術開発はチェーンにとって重要な課題になる。冷蔵品、冷凍品の活用が多くなると、品質保持のために低温管理技術も必要になる。
ハイパーマーケット
簡素な倉庫型の大型店舗で食品、非食品、耐久財など多様な商品を販売する低価格小売業。通常はワンフロア、一部回廊式の二層建て形式で、郊外立地、広い駐車場を備え、セルフサービス方式をとる。1900年代から70年代にヨーロッパに生まれ、発展した。スーパーマーケットよりも大規模で品揃え幅が広いところからハイパーの名称が付される。代表的企業には世界第2位の小売業であるカルフール(フランス)がある。カルフールは世界26カ国に進出、日本へも2000年に進出したが、総合スーパーとの違いが明確でなく、品揃えに問題があったことなどから伸び悩み、2005年に全店を売却して撤退した。米国では1980年代に導入されたが、大型ディスカウントストアとの競合から定着せず、ウォルマートはこれを発展させてスーパーセンターを開発した。
ハイブリッド店舗
異なる業種、業態の店舗が同一敷地または同一建物内に集まった複合店舗。店舗規模が大きい郊外型で物品販売店だけでなくレジャー施設なども加えて集客力を強化させている。
ハイブリッド型ショッピングセンター
機能や性格が異なるタイプを複合させたショッピングセンター。百貨店を核としたモールに、ディスカウント主体のパワーセンターを併設したものや、リージョナル・ショッピングセンター(RSC)にネイバーフッド・ショッピングセンター(NSC)を複合したものなどがある。また、エンクローズドモールとオープンモールがミックスしたショッピングセンターをいう場合もある。
箱階段
側木のついた、はしご段式のもので、木製の一般家庭に使われているもの。箱はしごともいう。一般階段より急勾配であるのは、狭い場所に設置し、裸足で使用するからである。
ハフモデル
1960年代に米国のD.L.ハフ博士が考案した小売業の集客力を分析し、売上高を予測するためのモデル。ある地域内の消費者が、ある店舗(商業集積地)で買物する確率は、その店舗(商業集積地)の売場面積に比例し、その店舗(商業集積地)までにかかる距離(時間距離)に反比例するという仮定に基づいて、集客力を算定するものである。日本では、ハフモデルを日本の実情に合せて大店法時代の1980年代に通産省(当時)がシンプルにアレンジしたのが「修正ハフモデル」である。近年は消費の多様化が進み、時間距離や売場面積以外のさまざまな要因(たとえば商業施設のブランドカ、駐車場の大きさ、営業時間、商品の価格、複合施設の内容、場所の利便性、交通機関のネットワークなどさまざまあり、どの要素を採用するかによって差異が出る)を考慮した、より高度なモデルを用いて集客力を算定している。
ハンガー看板
売場、商品説明や勘定場などを標示するためにつりさげた看板。ハンガーはつりさげることであるが、つりさげるべき看板に足をつけて立てたものはスタンドハンガーとかショースタンドなどという。
ハンガーシステム
主にファッション商品(衣料品)に適用されるユニット・ロード・システムである。衣料品を製造段階でハンガーにかけ、それをハンガー台車にかけるか、ハンガー品を積載するためのハンガー車につるすかして流通センターヘ運ぶ。流通センターではハンガーごとにつるす形で保管し、荷役、仕分けを行い、同様にして小売店頭に配送し、店頭でもハンガー台車によって陳列を行う。これによって荷役作業がすべて機械化、効率化できる。百貨店や大型店業界ではこのハンガー・サイズの標準化を行い、ハンガーの相互使用ができるプール制を採用しようとしている。
バンドル販売
ある商品に他の商品やサービスを付けて販売すること。たとえばパソコンにOSやアプリケーションソフトをプレインストールして販売すること。売れ筋の商品に売行きが鈍い同種の商品を組み合わせて販売する場合もある。バンドル販売は販売促進手段のひとつであり、それ自体では違法行為ではないが、やり方次第では規制対象となる。たとえば不人気の商品を売りさばく目的で、人気商品に「不当に」組み合わせて、顧客や取引先に強制的に販売する場合には、消費者の選択の自由を損ね、自由競争を阻害し、自己の優位な地位を利用して拘束することになり、抱き合わせ販売として独占禁止法違反となる。またフランチャイズ契約の場合、契約内容の一部や本部の行為が、フランチャイズシステムによる営業活動を円滑・適切に実施するための経営指導や諸条件の適用の限度を超えて、加盟者を不当に拘束するものである場合にも、抱き合わせ販売等(一般指定の第10項)に該当することがある。
販売士
小売業に従事する人々を対象として、日本商工会議所と全国商工会連合会が通産省、中小企業庁などの後援を得て1973(昭和48)年につくった準公的資格。その目的は小売業に従事する人々の資質向上と自己啓発をはかるとともに、消費者サービスのレベルを高めることにある。3級から1級まである。
販売促進
プロモーション・ミックスを構成する一要素で、人的販売、広告、パブリシティ以外のプロモーションをいう。その本質はあくまでこれら3つの活動を側面から支援するとともに独自の働きをすることにあり、短期的な刺激策であることが多い。具体的には、対消費者向けのものとして、カタログ、デモンストレーション、クーポン、プレミアム、試供品、値引き、DM等があり、販売業者向けのものとして、ショー、展示会、見本市、販売コンテスト、リベート、販売店援助等がある。このように販売促進手段は多岐にわたり、実施のためのコスト、得られる成果も異なっている。選定にあたってはその目的を十分に考慮すべきである。
販売店援助
販売促進手段のひとつで、自社商品を扱う販売業者(卸売業、小売業)に対して行う、人的、物的、資金的、情報的な支援活動をいう。その狙いは販売業者のモチベーションやロイヤルティの高揚、マーケティング・チャネル政策におけるチャネル網の安定化にある。具体的な方法としては、たとえば人的援助として応援店員の派遣、デモンストレーションの実施等があり、物的援助としてPOP資材や陳列用具の提供、資金的援助として店舗改装費、支店増設費の一部負担あるいは貸し付けがあり、情報的援助として消費者ニーズ、市場動向、経営ノウハウ等の情報提供があり、これらはハウスオーガン(機関誌)の提供を通じても行われる。しかしながら、こうした販売店援助に問題がないわけではない。あまりにも周到な販売店援助は、かえって販売店独自の販売促進意欲を減じる可能性がある。
販売統計
優れた販売管理の実践には、データの収集・分析が不可欠である。販売統計は、企業の多面的な販売活動を量的に明らかにしたもので、その量的把握(販売額・数量)は、商品・ブランド、価格、販売時期、販売地域、支店・営業所、チャネル、取引先、販売担当者ごとに行われる。そして、収集されたデータは、さまざまな視点から分析され、また、各種の統計図表によって表され、販売管理のための基礎資料となる。
販売分析
販売管理のための基礎資料を作成するために行われるもので、販売分析は、管理プロセスの各段階ごとに有用な資料を提供する。たとえば、販売の計画段階では、計画立案のために必要な販売に関わる各種データの時系列分析、相関分析、差異分析が行われる。また、評価・統制段階では、計画と実績の対比分析が行われ、その原因が明らかにされる。そして、そこで得られた知見が次の計画にフィードバックされるのである。このように販売分析は、販売管理プロセスにおける潤滑剤として重要な役割を担っている。
販売予算
販売計画の策定にあたって立てられる目標は、さまざまな視点から設定される。たとえば、売上高、売上数量、市場シェア、利益率等をもって目標が設定される。このうち売上高目標は金額で示したもので、これを売上高予算といい、その達成のために必要な費用を金額で示したものを費用予算という。そして、この売上高予算と費用予算の両方をあわせて販売予算といい、通常、一事業年度を単位として表される。
販売予測
将来の売上高を見積もることを販売予測といい、通常、販売額・数量でもって示され、販売管理における計画策定の際の前提となる重要な役割をもっている。販売予測にあたっては、まず、販売に影響を与えるさまざまな要因を明らかにする必要があり、それら諸要因を考慮しながら総合的に販売予測が行われる。また、予測する期間によって短期販売予測(1年以内)と長期販売予測(1年を超える)に区分される。
販売店調査
販売店を対象とした調査である。販売店管理、販売店での消費者購入の実態把握、店頭・陳列政策、需要予測、流通経路の実態把握などのために行なわれることが多い、特に最近では店頭シェアを確保することが重要なため、販売店調査の中では自社商品をいかに有利に陳列するかが最大の関心事になっている。
判別分析
ある個体がもともとどれかの母集団に属しているとして、その個体の測定値に基づいてどこに属しているか判別するのが判別分析である。線形の判別関数をつくり、その上のある閾値以上と未満で別の群に属すると見なすときに、もっとも誤差の少なくなるような判別関数を求める。マーケティングでは、購入者と非購入者を消費者属性から判別するなど、消費者の特徴と目的変数との関連を見るのに多用されている。また、製品特性別やブランド別の購買者の判別など、市場細分化の要因分析でも使われることが多い。
バーチカルマーチャンダイジング
原材料の段階から計画的に供給する商品の仕組みをつくりあげること。必要な食材を栽培、生産段階まで戻って追いつづけることである。成果の一つは、無駄な経費ができるだけ排除され、仕入原価及び単位当たりの材料費が削減されることである。もう一つは、品質の向上。材料や一次加工などを、生産者、メーカーと相談することで、他にはない高い価値を提供することができるようになる。バーチカルマーチャンダイジングは、取引先をこちらのほしい姿に変えてもらうことになる。但し、密接した行動をしても、別に資本支配をすることではない。バーチカルマーチャンダイジングは、材料の生産から消費までの一貫したシステムをつくりあげることだが、その前提は、品質基準がはっきりしていることである。
バイヤー
流通業における仕入担当者のことであり、小売店であれ卸売店であれ、店の仕入政策に基づいて、商品の仕入計画をたて、適切な仕入先から、的確な仕入方法を通して適切な商品をタイミングよく仕入れることが求められる。商品の買い付けや仕入れの交渉を効果的に行うためには、取引条件にとどまらず、顧客の購買動向、市場情報と販売の技術や知識をあわせ持つことも不可欠である。仕入商品の国際化に伴って、海外での買い付けや世界的規模で良質の商品を低コストで調達するグローバル・ベストソーシングが増加している。
バイラルマーケティング
企業の商品やサービスを、消費者自身にプロモーターとしてクチコミ等で宣伝してもらうことで、利用者を広げるマーケティング戦略。バイラルは感染的という意味。主としてWebマーケティングで使われており、近年、効果が薄れつつあるマスメディア広告に代わる手段として注目されている。
バスケット分析
顧客の買物かごの中身を分析するという意味で、POS等のデータから一緒に買われている商品の組み合わせを明らかにする分析手法のこと。仮説なしにデータを分析するところから新たな知見を得るデータマイニング的アプローチである。一般的には「支持度」、「信頼度」、「リフト値」の3つの指標を用いた相関分析(アソシエーション)手法が使われ、POSデータから意味のあるルール(アソシエーションルール)を抽出する。
バックヤード
小売店舗で主に作業に使用されるスペースのこと。「バックルーム」ともいう。バックヤードというのは「裏庭」の意味だが、店舗の裏側部分にあることが多いことから、こう呼ばれている。一般的には、荷捌き場、検品場、商品保管スペース、惣菜等の加工場、冷蔵庫・冷凍庫の設置スペース、事務スペースや従業員の休憩所などにあてられる。
バラエティストア
軽衣料、家庭用品、金物、文具、玩具、安価な化粧品・アクセサリーなど多様な日用雑貨類を取り揃え、セルフサービスと均一価格方式を採用し、低価格訴求によって大量に販売する小売業態である。その発祥は、アメリカで1870年代後半にウールワースが創始した雑貨類の5セント、10セント均一価格販売店であるといわれる。アメリカではその後、バラエティストアはチェーンストアの形態をとって大きく発展するが、戦後は徐々に衰退し、その多くがディスカウントストアに転換した。日本では、昭和初期に「10銭ストア」のようにこの業態を移入・展開した例があるが、近年、急速な勢いで成長を遂げているいわゆる「100円ショップ」も、これに該当しよう。
バリアフリー
障害物(バリア)を取り除く(フリーにする)という意味。街や地域社会、店舗やその他の施設や日常の暮らしにおける障害を取り除き、障害をもつ人や高齢者が暮らしやすい環境を実現しようとする考え方や行動。バリアフリーをさらに推し進め、障害者や高齢者、健常者の別なく、誰にとっても利用しやすいように建物や空間、製品をデザインしようとする考え方がユニバーサルデザインである。
バルク販売
米国のスーパーマーケットの果物やバラ菓子等で主流をなす販売方法で、裸、バラ売り陳列してある果物等を欲しい数量だけ顧客が袋に詰めるという販売方法。顧客にとっては、品質や量を選べるという点でメリットがある。店にとっては、顧客が商品を選択する際に陳列の乱れが起きやすく、メンテナンスの頻度が高くなるが、袋詰めやプリパッケージングの手間は省ける。
バンタムストア
バンタムは小型の鶏のこと。コンビニエンス・ストア、ドライブインストアなど小型店の総称。200~250平米ぐらいで、軽量装備。
パークアンドライドシステム
最寄りの駅まで車で行き、駐車場に車を置いて、そこから電車に乗り継ぐアクセス方式。略してP&Rともいう。
パーミッションマーケティング
元アメリカYahoo!社副社長のゴーディンが提唱したマーケティング手法。画一的な情報を多くの消費者に提供するマス広告の有効性・効率性を疑問視し、情報技術を活用して個々の消費者が関心をもつ情報だけを提供することの重要性を説いている。具体的には、自社のウェブサイトにアクセスした消費者に、電子メールで定期的に情報提供してよいか、さらにはその消費者の属性や好みなどを尋ねた上で、各消費者に合わせた内容の電子メールを配信するという方法をとる。消費者個々のニーズに対応しようとする点でワン・トゥ・ワン・マーケティングの一種といえるが、消費者がメール配信を許可したり、自分の属性や嗜好を教えるという許容を得ることを重視している点に特徴がある。この実践例として、オプトインメールというインターネットにおけるダイレクト・メール広告が挙げられる。
パイプシャッター
パイプ製のグリルシャッターのこと。機型・縦型があり、格子状の透視ができるタイプで、夜間のウインド・ショッピングなどに効果的である。
パイロットショップ
チェーン企業が実験的に出す店舗。従来の既存店と異なる業態の店とか、新しい立地条件の場所へ出店するなどによって資料の収集をし、そのタイプの店舗を展開するためのノウハウを開発する。
パイロットテスト
本調査を行う直前段階の質問紙のテスト。質問文のワーディングは適切か、選択肢に関して回答に欠落や重複が生じる可能性はないか、質問量は適切か、質問の順序は適切かなどを実際に調査して確認する。従って、質問紙はほぼ完成した状態でなければならない。質問紙の内容のみならず、標本の抽出方法の検討など調査方法そのものについて検討する場合もある。試験調査ともいう。
パサージュ
鉄骨とガラスの屋根で被われた抜け道で、道の両側には綺麗な高級店が並び、夜は照明がつき、美しい内装が施された歩行者専用商店街で、18世紀末にパリで開発されたヨーロッパで最初の商業建築物。19世紀後半にその建築コンセプトがイギリスに伝わり、英語では「アーケード」と呼ばれた。最近は新しいショッピングセンターやショッピングモールの建築コンセプトとしてもパサージュの人気が高まっている。
パティション(パーティーション)
飲料店の客席と客席との間の区切りにする低いついたて。植木鉢などを並べて代用することもある。袖仕切り。
パティオ
四方を壁や柱廊で囲われた中庭もしくは庭園のことをいう。地中海からオリエント地方に及ぶ地域で多く見られる建物形式で、ショッピングセンターにおいては、回廊などと組み合わせて憩いの空間を演出する。
パネル調査
母集団を知るために、サンプリングして調査する。一度サンプリングして一度だけ調査するのが通常であるが、同一の調査対象(標本)に複数時点で何度か調査するのがパネル調査である(異時点でまた別にサンプリングして別の標本を調査するのは繰り返し調査と呼ぶ)。パネルとして標本が固定されているので、時間以外の要因は変化しないと考えられ、特に何回かのデータの比較において標本誤差が全く同一であるという点から精度の高い異時点間比較ができる。シェアの変化など成果変数を正確に捉えたいときによく使われる。実際には転居退職等があるためパネルの入れ替え更新は避けられないなどコストがかかることから、シンジケート調査で行われることが多い。また店舗調査やネット視聴率調査など調査対象の抽出と協力依頼やシステムにコストがかかる場合もパネル調査が用いられている。
パブリックスペース
誰もが使えるような場所、公共の広場を意味する。「コミュニティスペース」ともいい、ショッピングセンターや小売店舗内の休憩場、子どもの遊び場、トイレ、店頭の広場など、公共性をもたせたスペースのことをさす。
パブリシティ
パブリック・リレーションズ(PR)に利用されるコミュニケーション活動の1つ。企業が自社や自社の製品、サービスなどについての情報を報道機関に提供することによって、広告としてではなく、記事(番組などを含む)として取り上げてもらうための活動及びその記事のことをいう。具体的には記者会見やプレスリリースなどがある。記事として取り上げられるかどうかは報道機関側の決定に任される。
パラペット
屋上、あるいは建築物の上方につける欄干様の壁、胸壁。
パラペット看板
建物の正面にあたるパラペットにつける。店名、業種名、取扱商品などを表示する。
パラメータ
標本調査論では母集団の確率分布の特性、例えば平均や分散などの値を指す。パラメータは母数とも呼ばれる。パラメータを全数調査でなく標本調査に基づいて推定する値のことを統計量または推定量と呼ぶ。一般的には、パラメータは(収集されたデータと違い)モデル内で任意に調整、変更できる数値のことを指し、回帰モデルでは回帰係数に値する。
パレートの法則
イタリアの経済学者パレートが発見した所得分布の経験則で、全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の8割を占めるというもの。「2:8の法則」、「80-20ルール」とも呼ばれる。マーケティングや流通にこれを援用すると、全商品の2割が売上の8割をつくる、あるいは顧客の2割が全体の8割を占めるということになる。ほかには在庫管理や品質管理でも使われている。
パワーセンター
特定分野の商品に特化した大型のディスカウントストアであるカテゴリーキラーが集積した商業施設。郊外立地で大型の駐車場を備えているのが一般的。米国では売場面積が3万平米を超え、そのうち7割がアンカーテナントで占められていることが目安とされる。多くは駐車場を囲むようにして、各店舗が隣接した形態をとる。