ホーム > 立地・マーケティング用語集

立地・マーケティング用語集  「う」


用語一覧
ヴァーティカルマーチャンダイジング / ウィンドーショッピング / ウィンドーディスプレイ / ウェアハウスストア / ウェザーマーチャンダイジング / ウォールウオッシャ / ウォールディスプレイ / ウォーターフロント / 売場レイアウト / 売場の案内設備 / 売場効率 / 売場面積 / 売場構成 / 売れ筋商品 / 
ヴァーティカルマーチャンダイジング
川上(製造段階)から川下(小売段階)までを垂直統合することによって、ローコスト・高品質・需要に対応した商品を企画開発すること。高効率な統合型商品企画・商品開発のしくみで、プライベートブランド(PB)開発には欠かせないシステム。
ウィンドーショッピング
デパートや専門店のショー・ウインドーを見て歩くこと。商品情報を収集するために行う場合、ショー・ウインドーのディスプレイそのものを楽しむ場合、現在の流行などの生活情報を得る場合などがある。したがって、ショー・ウインドーのディスプレイはデパートや専門店にとって情報発信の場であり、流行や生活スタイルを提案する場であるともいえよう。たしかに、ウインドー・ショッピングは商品の購買を目的としないことも多いが、小売業者はプレゼンテーション技術を高めることにより、ショー・ウインドーのディスプレイに引かれ、店内に入るように工夫することができる。
ウィンドーディスプレイ
道路に面したショー・ウインドーでの商品陳列のことで、不特定多数の消費者を対象とした販促手段のひとつである。ウインドー・ディスプレイは大きく2つのことを目的としている。ひとつは歩行者を店舗内ヘスムーズに導入し購買を促進することを目的とするものである。もうひとつは店舗の評判を高め店舗に対する好意的態度を形成するなどを目的とし、直接には商品の販売を目的としないものである。陳列方法としては、①店内で購買できる商品を陳列するアソートメント・ディスプレイ、②特に販売を促進したい商品を陳列するアイテム・ディスプレイ、③セット商品などのサンプルを陳列するサンプル・ディスプレイ、④注目度を高めるために大量に商品を陳列するトークン・ディスプレイなどがある。
ウェアハウスストア
廉価販売を志向する倉庫型小売店の総称である。これは、土地や店舗への投資を極力抑え、倉庫のような簡素な店舗に、商品を段ボール箱に入った状態のままで陳列し、サービスヘの配慮を省略することによって、低価格。大量販売を実現しようとするものである。ウェアハウスストアのタイプとしては、ハイパーマーケット、ボックスストア、ホールセールクラブ、カタログ・ショールーム、家具のウェアハウスストアなどがある。なお、会員制ホールセールクラブ、オフィス・デポやホーム・デポなど海外から参入してきている大規模専門ディスカウントストアの多くはこれに該当する。
ウェザーマーチャンダイジング
天候や気温などの気象情報をマーチャンダイジング(商品政策)に活かしていく手法。天候や気温の変動で売れ筋が変わるため、販売数と天候の相関関係を分析し、商品の仕入れを行う段階で調整したりしている。
ウォールウオッシャ
天井にとりつけて、ビーム電球により壁面方向を照らすようにしたもの。商品や壁面の仕上がり状態などを照らし、店内の暖かな明るい雰囲気をつくるのに効果がある。
ウォールディスプレイ
商品陳列棚などが配置できない売場において、壁を利用して商品を陳列すること。床から天井まで使用できるので、狭い空間を有効に利用でき、変化のある陳列ができることになる。たとえば、アパレル専門店でシャツやセーターを大量に陳列する時に使用されることがある。壁面陳列とも呼ぶ。
ウォーターフロント
水辺、水際(みずぎわ)という意味で都市の水辺地区を指す、海岸(湖岸)地区、波上場地区、河岸などは、従来は工場、港湾、倉庫といった一般生活者とは関係のうすい無機的な施設が多かった。これを、より人間的で生活場面に密着した機能をもたせて活性化し、新しい都市機能の重要な面として活用するための再開発が進んでいる、「山の手」に対する「海の手」ということばも出現、水を有する都市環境の整備は、交通・用排水・公園を充実させて住宅に利用するほか、アメニティ型のレストラン、博物館、劇場、ブティック、イベントホール、広場、ホテルやオフィスビルを配して行なわれつつある。ウォーターフロント再開発都市として世界的に有名なのは、サンフランシスコの「ピア39」、ニューヨーク市の「バッテリーパーク・シティ計画」、ロンドン市の「ドックランズ計画」などであり、日本でも神戸の「ポートアイランド」、横浜の「みなとみらい21」、東京の「東京テレポート」、千葉の「幕張メッセ」などがある。
売場レイアウト
一般的には設計、割りつけである。店舗施設管理で使う場合は、店内の通路、商品、陳列器具などの配置についての平面プランをいう。レイアウトでは特に動線計画を中心にして、動線の効率がよくなるように考える。
売場の案内設備
売場の中の商品配置を標示するための施設。特に広い売場、また売場が中層階、多層階になっている場合は、顧客の求める商品がどこにあるかを案内する必要がある。このため、入口には全体の案内をし、さらに、商品種類ごとにその位置を標示する案内が必要である。適切な案内は商品分類を効果的にし、顧客にとって便利なものであることはいうまでもない。
売場効率
小売業やサービス業の生産性を表す指標で、単位面積当たりの売上高や粗利益を売場面積で割った数値で表す。中小小売業や百貨店などでは、売場面積を坪単位で算定することが多いので、売場効率を「坪効率」と表現する場合がある。それに対して総合スーパーや食品スーパー、ドラッグストアや専門店などの新しい業態では、1平米当たりの売上高(粗利益)で算定するのが一般的である。業態別に比較すると、コンビニエンスストアが最も売場効率が高く、ホームセンターが最も低くなる。売場の効率性を示す指標のひとつだが、地価やテナント料、営業時間、在庫管理コストなどのデータを組み入れたものでないために、都心立地でサービス密度が高い業態の数値が高く、郊外立地でセルフサービス型の業態の数値は低くなるので、参考指標のひとつにすぎないと考えられる。地価が安い郊外の大型のワンフロア店舗であれば、イニシャルコストを削減できるだけでなく、商品搬入コストや販売管理費などを抑制でき、単位面積当たりの売上高が少なくても、大きな利益をあげることができる。
売場面積
経済産業省が5年ごとに行っている商業統計調査によると、売場面積は、事業所が商品を販売するために実際に使用している売場の延床面積(食堂・喫茶、屋外展示場、配送所、階段、連絡通路、エレベーター、エスカレーター、休憩室、洗面所、事務室、倉庫、他に貸しているテナント分は除く)をいう。
売場構成
主に部門や商品群ごとに売場の位置と広さ(面積)を定めることをいうが、最近では商品の区別だけでなく、売場の形態も多様化し、インショップ、コーナー、平場の区別やライフスタイル(特定のライフスタイルに合った多品種のものを総合的に揃える場合)、コーディネート(複数の品種を選びやすいように揃える場合)、単品(品種ごとに多数の商品を揃える場合)など商品の集積の仕方、また対面、側面、セルフなど売り方の差異によって、どのような売場を作るかも重要な要素となっている、売場の位置は、商品のもつ性質や売り方の特徴と売場の関連によって定められ、広さは売上げと、値入率、商品回転率、また政策的な意図によって定められる。一般的に店頭から店の奥に向かって低価格で購買頻度の高い商品、季節性の高い商品、特徴のある商品が配置され、奥に行くほど高価格で購買頻度の低い商品になる、そして要所にマグネット(磁石)となる売場が配置される。この売場構成はシーズンによって、また年度ごとに需要の変化や競合状況の変化に応じて、変容しなければならない。
売れ筋商品
その時々の売行きの中心となっている商品のこと。通常カテゴリー単位で売れ筋商品を分析する。売れ筋商品をきっちり販売することによって、売場効率や棚の生産性が上昇する。そのためには、売場管理や正確な発注管理、タイムリーな商品補充管理が重要な行動になる。管理がずさんになると商品の欠品が発生し、売上機会ロスとなり、顧客の信用も失いかねない。売れているものはきっちりと品揃えする習慣が小売業にとって重要な課題である。