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立地・マーケティング用語集  「ら」

用語一覧
ライティングダクト / 来店頻度 / ライフスタイルストア / ライリーの法則 / ラウンジ / ラックジョバー / ランダムサンプリング / ランチェスターの法則 / ランドマーク / ランドスケープ / らん間看板 / 
ライティングダクト
電線が中を通っているパイプ。パイプに沿って電灯をつける。天井じか付、パイプ吊りがある。
来店頻度
お客さまが店に来てくれる回数のこと。一般に来店頻度の高い店は、次の点でバランスがとれていることを意味している。一つは価格である。気軽に利用できる価格でなければ店に足は向かない。もう一つは商品である。だれもが気軽に食べられるポピュラーなメニューでなければならない。チェーンを目指すところは来店頻度が高いことが条件となる。客層を限定しない場合には商圏は狭くても成立する。来店頻度の低い場合は、高価格の店が一般的だから、対象とする層は高額所得となり、商圏も広くなければならない。オフィス街などは毎日同じお客さまに来てもらうから、来店頻度が高くなるように、価格は安くポピュラーメニューでなければならない。
ライフスタイルストア
特定の感性や嗜好、価値観に基づいたライフスタイルを切り口として、各種の生活雑貨や衣料品などを集めた専門店。デザインや雰囲気に統一感がある商品を、分野を超えて横断的に品揃えしている。特定の年齢や所得、限られた趣味嗜好の消費者に限るのではなく、多くの人に受け入れられる幅広さと奥行きの深さがあり、ベーシックな部分での統一がはかられている一方で、組合せや使いこなし方により、自分なりのライフスタイルをつくり上げる余地が残されている点が特徴。専門店だけでなく、アパレルメーカーの直営店や百貨店でも、特定の生活スタイルを意識しつつ、さまざまなブランドの衣料品や生活雑貨などを品揃えするライフスタイルストアの開発が進められている。
ライリーの法則
大手の小売業がある都市に店舗を新設するに際しては、その都市周辺に住む人口や、既存商業施設の集積度などを計算に入れて来店客数や売上高などを予測する。その場合に、新設する店舗の影響によって周辺地域からの来店客が増加し、商業地域全体としての売上げが増えるのか、あるいは全体の来店客は変わらず既存商業施設とのお客の奪合いになるのかが問題となる。こうした予測を行なう場合に、都市の小売業の顧客吸引力を算出する基礎として、米国の経済学者ライリーが1929年に提唱した法則である。それによるとある都市の小売業が、その都市周辺の地域から吸引する消費支出額はその都市の人口に比例し、その都市と、ある地域との距離の2乗に反比例するというものである。この法則は都市の人口を質量、消費支出額を引力と置き換えると、ニュートンの万有引力の法則によく似ているために「小売引力の法則」とも呼ばれている。
ラウンジ
パブリック・スペースの一部で、椅子、ソファーを置いて休憩、談話ができるところ。ホテルで使われる用語で玄関、ロビーに近く、フロント・オフィスが見える位置につくられる。
ラックジョバー
小売店の売場のある部分(特定の棚やコーナーなど)の品揃えから在庫補充、販売促進までの一切の活動を、小売店から任された専門的卸売業。サービスマーチャンダイザー(servtemerchandiser)。小売店側に商品知識や経験が乏しく、自社では十分な品揃えや販売管理ができない場合に、ラックジョバーを活用することで、幅広い品揃えが実現できる。米国のスーパーマーケットでは、グリーティングカードや日用雑貨などの非食品や、キャンディ、チョコレートなどの菓子類に関して、ラックジョバーに売場を任せる例が多い。
ランダムサンプリング
乱数表などを用いて、母集団の構成員1つ1つの選ばれる確率が等しくなるように抽出する標本抽出法である。全ての構成員の選択される確率が等しくなるためには、母集団の全ての構成員が把握できている必要がある。無作為標本抽出法ともよばれ、単純無作為抽出、集落抽出、系統抽出、等間隔抽出、層化抽出などがある。
ランチェスターの法則
英国の自動車・航空工学技術者であるF.W.ランチェスターが1914年に提唱した「戦場で2つの戦闘単位が戦うとき、それぞれの戦力と消耗量が時間の推移にしたがってどのように変化するかを表した数理モデル」で、その後、第2次世界大戦でコロンビア大学のB.O.クープマンにより兵力の補填、兵器開発、兵站を考慮したランチェスターモデル式理論として発展させた。さらにそれが販売やマーケティングに関する経営戦略理論である「ランチェスター戦略」を生み出す理論的背景となった。日本でも1955年に翻訳出版(「オペレーションズ・リサーチの方法」)され、経営、マーケティングなどで応用されるようになった。第一法則(古代の「一騎打ちの法則」)と第二法則(近代の「集中効果の法則」)があり、前者から差別化やニッチ市場狙い、ターゲットの絞込みや顧客密着などの、いわゆる弱者の戦略が、後者からはマスメディアや大量販売チャネルの活用、大量投入、トレンドヘの追随などのいわゆる強者の戦略が導き出される。
ランドマーク
ある地域や場所の特徴をあらわし、かつ目印(めじるし)になるような自然物(山、丘、森等)あるいは構造物(建築物、モニュメン卜等)。
ランドスケープ
風景や景観、造園、緑地、風景画などの意味で、まちづくりや都市計画においては、人工環境と自然環境の調和をめざした外部空間の総合的な構成を表す。
らん間看板
入口上部のらん間に文字、記号が表示されたもの。らん間に記入するものと、らん間の部分に、板などにかいた看板をとりつけるものがある。