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交通量調査用語集  「あ行」


用語一覧
アクセシビリティ / イコール・フッティング / 一般地区調査、特定地区調査 / インパク卜・スタディ / 駅勢圏 / OD表 / オーナー・インタビュー調査 / 
アクセシビリティ
土地利用や交通計画でよく用いられ、ある地点(施設、ゾーン等)から他地点への接近のしやすさ、あるいは相互の結びつきの可能性の度合を表わす尺度で、計画の立案、評価の尺度として用いられる。アクセシビリティの定義は一通りでないが、一般にその地点あるいは相手方の集中ポテンシャルとその間の距離抵抗の関数として表わされる。
イコール・フッティング
歴史的、制度的背景から、必ずしも各種交通機関の競合条件は均等でないが、これを均等化する意味に使われる。具体的には、鉄道が自動車や航空機など他の交通機関に比較して、建設費や運営費の負担、運賃制度、公共輸送義務、税負担といった点で不利になっているとし、この不均衡を調整して競合条件を同じにし、そのうえで各交通施設投資の費用・便益を比較検討するときに取り入れられる概念である。
一般地区調査、特定地区調査
交通体系調査において、調査精度をあげ有益なデータをうるために標本抽出率や調査内容の異なる一般地区と特定地区に分けて調査する場合に、それぞれの調査をいう。
インパク卜・スタディ
公共施設を建設した場合に、そのことが対象地域の諸事象にどのような影響を及ぼすか、あるいは効果をもたらすかを検討することをインパクト・スタディという。検討にあたり、影響や効果を計量可能な指標(例えば人口、土地価格、生産額、販売額、交通量、環境指標など)を選ぴ、これらについて、施設建設の影響がない場合と、影響がある場合の両者で比較するが、具体的には次の3法がある。(1)「前後比較法」新設道路や、バイパス建設を例にとれば、計画公表時、着工時、建設時、完成時、供用開始後のある時期、というように適当な経過段階に分けて、それぞれの段階で選定指標の値がどのように変化するかを検討するものである。本法は、諸指標のもともとの経時変化(自然成長)と、施設建設にともなうインパクト成分とを区別することが困難である点で問題がある。(2)「地域比較法」施設建設のインパク卜を受ける研究地域と、インパクトを受けない地域で、研究地域と同じような地域構造特性をもっ比較地域に関して、諸指標の値を求め比較対照する方法である。本法は、全ての点で同じ地域構造特性をもつ比較地域を探し出すことが容易でない難点がある。(3)「モデル法」これはインパクト・スタディのみに限定はされていないが、地域の構造を対象とする事業の期待される因果関係を内生化したモデルを構築し、事業のない場合と、有る場合との差をもってインパクト量とする方法である。これは(1)の前後比較法の事前の評価法として用いられる。
駅勢圏
鉄道駅を中心に、その駅を利用する旅客や貨物需要の発生地域を駅勢圏という。駅勢圏は、駅からの距離や地形などにより定まる面もあるが、必ずしもこれだけで説明できるのでなく、競合交通機関の発達の度合や、産業経済活動の状況、土地利用などの諸条件の影響も受ける。また、隣接駅との競合地域もあり、明確に駅勢圏を定めることが困難なことも多い。
OD表
ある地域を適当に区分し(ゾーニング)、各ゾーンから発生する交通量のどれだけが、どのゾーンを着地とするかという内容を表形式にまとめたものをOD表と呼んでいる
オーナー・インタビュー調査
交通調査実施法の一つで、自動車の所有者または使用者を訪問し、車の運行状況やトリップ内容について聞き取り調査を行う場合をオーナー・インタビュー調査という。全国道路・街路交通情勢調査では、OD調査として路側調査とともにオーナー・インタビュー調査が活用されている。