用語一覧 |
ノベルティ / のれん分け制度 /
ノベルティ
販売促進活動(セールス・プロモーション)の一形態。企業名や広告メッセージなどを記したモノを贈ること。贈られるモノとしては、カレンダー、手帳、コップ、ボールペンなどが一般的であるが、なるべく受け手に喜ばれ、また目新しく興味を引くようなものが望ましい。
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のれん分け制度
長年にわたって、築かれた店の屋号を、そこに勤めた人や、第三者に使用する許可を与えること。一般には、古い店は、従業員の労働意欲と定着率を高めるために、のれん分け制度を活用してきた。賃金が低くても、過重労働を強いられても、ただのれん分けを目標に頑張り通したのが、商店に働く昔の若者の姿であった。飲食店の場合には、最初から勤続年数と貯金額を規定して、のれん分けを行ってきた。巨大な組織をもった大手グループが誕生すると、弱小ののれん分けは困難となる。競争がはげしいことと、独立資金の額が巨額になって、経済的にも独立がむずかしくなるためである。例え独立したとしても、経営能力のない零細経営となって、世の中の流れにとり残されるケースが多い。現代ののれん分けはフランチャイズチェーンの形式で、本部の指導の下に実現することが多い。
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